住まいに欠かせないインテリアといえば、カーテンが代表的ですよね。新築時やリフォーム時はもちろんですが、模様替えでカーテンを変えるだけでも、部屋の雰囲気が変わり、気分転換になるのが不思議です。
部屋の印象を変えるカーテンは、デザインも重要な要素ですが、デザインだけにとどまらず、機能も重要ですよね。
カーテンの機能にも、「部屋の目隠し」「光の調節」などいろいろありますが、今回は「保温性」について注目してみましょう。
冬場、窓のそばはヒヤッとしている、という経験をされる方も多いのではないでしょうか。鹿角のような寒い地域では、もちろん生地は厚手のものを選んでいると思いますが、
■ カーテンの幅を窓より一回り大きめにする
■ カーテンの長さを窓の高さにこだわらず床までにする
などの方法も、窓まわりのひんやり感を和らげるのには有効なのだそうです。
しかし、この方法は生地を多く使うので、とうぜん値段が高くなってしまいます。
カーテンの厚みや量が多くなってしまうため、束ねたときに部屋が狭く感じる、すっきりしたイメージが損なわれる、といった短所もあります。
カーテンよりは劣りますが、ブラインドやロールスクリーンにもかなりの保温性があるそうです。
ブラインドなら、夏場の強い日差しを調節することもできますし、部屋の印象もすっきりとしますよね。
窓まわりのインテリアを選ぶときは、好みやデザインはもちろん、保温性や日差しの遮断、通風や眺望も合わせて考えていくことが一年を通じて快適に暮らすポイントなんですね。
保温・日差しの遮断は特に、冷暖房効率がよくなりますので、光熱費の節約や地球温暖化防止にもつながります。
新築やリフォームでカーテンを新しくするとき、模様替えをするとき、ぜひこれら保温性についても考えてみてくださいね。
※弊社では、毎月お家に関するいろいろなお話しを掲載したニュースレターを発行させていただいております。
こちらの内容は、2008年2月号に掲載したものです。