住宅の構造は、大きく分けると、
「木造」 「鉄骨造」 「鉄筋コンクリート造」 の3つがあります。
同じ「木造」の中でも造り方によって、
- 木造軸組工法
- ツーバイフォー工法
- 木質系プレハブ工法
- ユニット工法・丸太組工法
などなど、たくさんの工法があります。
もっともポピュラーな木造軸組工法(在来工法とも呼ばれます)は、日本の伝統的な工法で、木材で土台・柱・梁などの軸材を組んで骨組みを構成します。
自由度が高く増改築しやすいのが特徴です。
ちなみに、私たち兎澤ホームでも、この工法でお家を建てています。
また、北米で生まれたツーバイフォー工法は、枠材と面材が一体となった“面”で支える構造です。
地震や風圧などの横からの力に強い、という特徴があります。
それぞれの「構造」の特徴としては、
- 鉄骨造(構造体が鉄骨)
→柱と柱の間隔が大きくとれ、大空間をつくることができる
- 鉄筋コンクリート造(構造体が鉄筋とコンクリート)
→鉄筋とコンクリートの長所を生かした強固な構造体である
などがあります。
どの「構造」「工法」にも、必ず短所もあり、いちがいに「これが一番良い」とは言えないものです。
建物の構造や工法を決めるときは、用途と予算、立地条件好みや将来計画なども考慮して検討していくことがたいせつです。
※弊社では、毎月お家に関するいろいろなお話しを掲載したニュースレターを発行させていただいております。
こちらの内容は、2008年2月号に掲載したものです。