

「収納の多い家」
というのは、女性の憧れですよね。
いつもすきりと片付いている部屋は気持ちのいいものですし、急なお客様にも慌てることはありません。
新築でも、リフォームでも、左の写真のような大容量のクローゼットや壁面収納など夢は膨らみますよね。
しかし、壁面収納をはじめ、クローゼット内の収納パーツなどは、あれもこれもと取り揃えていくと、意外に値段が跳ね上がる結果となってしまい、結局はあきらめざると得ない、といったことも少なくないようです。
また、このように壁面すべてを収納として使ってしまうと、当然、そこには家具を置くことができなくなってしまいます。
さらに、新築や、リフォームしたばかりの部屋に、古いタンスは似合わない気がして、置きたくない、と思ってしまうかもしれません。
結局、「これを機に捨ててしまおう!」となるのですが、せっかくの使い慣れたタンスを、ただ古いから・・という理由で捨ててしまうのは、もったいないですよね。
たとえば、こんな使い方はいかがでしょうか?
◆クローゼットの中に、使い慣れた手持ちのタンスをすっぽりと入れてしまう
◆どうしても入らない場合は、入るサイズにタンスを切ってしまう
など、ほんの少しの工夫で、まだまだ役に立ちそうですね。
私たち兎澤ホームでも、お客様から「この家具をこのまま使いたい」「この部屋でこういう用途に使いたい」など、ご相談いただければ、いろいろとアイディアを出してきたいと思っています。
新築、リフォームの際には、ぜひ手持ちの家具についてもお気軽にご相談くださいね!
収納名人の方が、クローゼット内を細かく仕切り、カゴをたくさん使っている様子を、テレビや雑誌などでよく見ます。
あれも、ひとつの簡易引き出しですね。
昔も今も、私たち日本人の暮らしには「引き出し」がよく合っているのかもしれませんね。
※弊社では、毎月お家に関するいろいろなお話しを掲載したニュースレターを発行させていただいております。
こちらの内容は、2008年3月号に掲載したものです。