新聞に折り込まれてくる住宅関係のチラシを見ていると、「延床(のべゆか)面積」や「施工面積」(「工事面積」と呼ばれることもあります。)といった言葉を目にすると思いますが、どちらも似ているこの言葉、違いはご存知でしょうか?

延床面積とは、建築基準法に基づいた、建物の各階の床面積を合計した面積のことです。

吹き抜け部分は床がないので床面積には含まれません。

一方、施工面積のほうは、実は特に決まった基準がないんです。

バルコニーや吹抜け、玄関ポーチやロフトなどの、施工した面積をもとに算出される場合が多く「延床面積」では含まれない部分も算出するのが一般的です。

そのため、同じ家でも、ほとんどの場合「施工面積」は「延床面積」よりも多くなります。

似たような言葉ですが「延床面積」=「施工面積」ではない、ということを頭の片隅に入れておいていただくと、今後の家づくりでお役に立つときがあるかもしれません。

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※弊社では、毎月お家に関するいろいろなお話しを掲載したニュースレターを発行させていただいております。

 こちらの内容は、2008年3月号に掲載したものです。